いまの私は絵を描いたりしていますが、これまでにもいろんなことを通してきて、個人的にものごとの上達法のポイントがまとまってきたので記事にしておきます。
行動しながら考える
大事なのはとにかくやることです。「やる」と一口に言っても
- はじめること
- 続けること
の2つに分けられます。
そこでポイントとなるのが、まず行動することです。とりあえずでもはじめてしまうということです。
はじめる前から万全の準備をしようとすると、まず手をつけていないのでなにが問題となるかも不確かで時間をむだにしてしまいがちです。
そこで発想として「行動しながら考える」という方針にしてしまいます。
とにかくやってみることで、なにが問題となるか、なにがいまの自分に必要なのか、はじめないで考えているよりも遥かに明確になります。
行動しながら改善
よくPDCAという言葉が一般的な上達法の中で使われたりします。
Plan(計画)、Do(行動)、Check(確認)、Action(改善)の頭文字でこのサイクルを回し続けるといいと言われていますが、個人的には微妙かなと思います。
まずやってみなければ、自分が日にどのくらいのペースでできるかも定かではないので、適切な計画を立てることもできません。なので、はじめに計画を立てる時間をしっかりとるほどむだになりがちです。
また、一旦行動してから改善→計画→確認という流れも悠長な気がします。むしろ、行動していて改善できる点に気がつけば、すぐに改善する方が自然ですよね?
だから、ものごとを続けている最中のマインドとしては、どこかで手を止めてまで考える時間をしっかりとるよりも、「行動しながら改善していく」という方がおすすめです。
よく「どうやっているんですか?」ときくと「慣れだよ」と言われるシチュエーションがあると思います。それも言葉でいってわかることよりも、やりながら覚えていくということですよね。
まとめ
ポイントはこの2点です。
まず行動して、計画や改善するところさえやりながら考える、というとにかく思考よりも行動を優位にしてしまうというのが、いまのところの結論です。
これは一応個人の性質にも依るところがあって、ひょっとすると無鉄砲に行動してトラブルを繰り返しているような人は、逆に思考を優位にする方がうまくいくというケースもあるかもしれません。
私の場合は、放っておくと無限に思考の方に時間を割いてしまうので、それに気づいてからは行動をすることを優先するようにしています。
あとがき「ゲームもまじめにやればためになる?」
本編は以上ですが、この記事の書くに至るまでの経緯をすこし書いてみます。
まず自分が上達や成長するための方法論を自覚的に考えるようになったのは、大学受験のタイミングだったと思います。勉強のために勉強法の本も読んだりしていました。
それから、小説、ギター、ゲーム、イラストあたりはまじめにやりこんできました。並びがあやしいと思われるかもしれませんが、私の中ではすべてがいまでも役に立っています。
特にゲームはかなり理屈や自覚を持って取り組めたので、そのあとにはじめたイラスト(というか絵全般)の練習をする中でかなり助けになりました。
この記事のコアになったまとめの2点は、いままで自分が取り組んできたものすべてのエッセンスです。
そういった経験から、「なにをするか」は重要ではないのかもしれないと感じます。
興味を持って取り組めることに、真剣に打ち込む。
別の分野に移るときには、それまでの経験をゼロにしてしまわないで、抽象度を高めて活かす。
それが大切なことだと思います。