絵を描くのは好きでデジタルイラストにも興味はあるけど、パソコンのことはよくわからない…
この記事では、絵描き向けにわかりやすく、どんなパソコンにしたらいいのか解説していきます。
とりあえず、先に結論的なことを書いておきます。アレルギー級にパソコンとかの話が嫌いな人もいたりするので…
パソコンはBTOというサービスを利用して買うのが一番おすすめで、BTOの中でも「TSUKUMO」というメーカーが特におすすめです。
実際に私はTSUKUMOのパソコンをもう何年も使っています。
1.おすすめはBTO
- すぐに動く
- 保証がつけられる
- 拡張性がある
- コスパもいい
BTOはパソコンのパーツを選んで買えるサービスです。
他のパソコンの買い方としては、メーカーの既製品を買うか、パーツをそれぞれ買ってきて自分で組み立てるという方法があります。
が、冒頭で述べたBTOがおすすめです。
メーカー既製品のパソコンはあとでパーツを増設したりすることが、そもそもあまり想定されていないことが多いので、拡張性やメンテナンス性がよくありません。
パーツを買ってきて、自分でPCを組み立てるのは、自作PCと言われますが、当然知識がないと難しいです。その労力まで考えると、はじめはBTOで届いたらすぐに動くパソコンを買ってしまった方がコスパいいです。BTOなら保証もつきます。
2.軽くスペック(パーツ)の話
PCのスペック(仕様)にはパーツ名が記載されています。
それぞれのパーツがどんな役割なのか、どう選べばいいのか、かるく解説していきます。
CPU
CPUは脳みそです。パソコンの処理能力に関わります。
インテル製なら「i5」「i7」あたりの型番はなるべく最新のものが望ましいです。
AMD製のものも最近はかなり性能がよく、コスパもいいのでおすすめです。
「Ryzen5」「Ryzen7」あたりが狙い目でしょう。
マザーボード
ほかのパーツを挿していく、パソコンの主となる基板ですね。
メーカーやものによって使い勝手は多少変わりますが、主にはCPUやほかのパーツとの相性によって選ばれることが多いです。このCPUは対応しているかとか、グラボがほかのパーツに干渉しないでさせるかとかですね。
ATXやMicroATXなどサイズの規格があるので、ケースを買うときには対応しているかチェックしましょう。
メモリ(RAM)
メモリはよく作業デスクにたとえられるパーツですね。容量が多くなると、より同時に多くのことが処理できるようになります。
最近では一般的な用途でも8GB以上が推奨されます。
イラストやマンガを描く場合も一応8GBあれば作業はできますが、16GBにしておけばメモリの心配はほとんどなくなります。
ストレージ(ROM)
データが保存されるパーツです。
ストレージはSSDとHDDがありますが、SSDの方が読み込みが早いので、メインはSSDにすると快適です。
容量に対する値段はHDDの方が安いので、サブとしてHDDを使うのもありです。
GPU(グラフィックボード)
グラボと略されることが多いですね。画面の描画や3Dの処理を担います。
グラボは環境によっては必ずしも必要ではありません。
具体的には、クリスタはグラボを積んでも基本的な描画作業では恩恵が少ないようです。Photoshopの場合は処理にCPUとGPUのどちらも使われるので快適になります。
ハイエンドなパーツは高いし、発熱や安定性に問題があることもあるので、あまりおすすめはしません。
グラボだと補助電源が不要で、そこそこな価格で買えるあたりが個人的にはコスパいいかなと思います。
そのパソコンでゲームをしたり、動画の編集をしたいと考えている場合は、グラボが重要になります。
最新のゲームを最高画質で楽しみたいとか、さらにその様子を配信したいとなってくると、グラボもハイエンドクラスのものが必要になってきます。
電源
電源はそのまま電源ですねw
PCパーツの中でも、特に信頼できるメーカー製のものにしておきたいパーツです。
最近はパーツの省エネ化が進んでいるのか、グラボを積んでいても500Wでおさまることが多い印象です。
ケース
ケース自体の大きさは「ミドルタワー」ぐらいがちょうどいいと思います。フルタワーは大きいので。
当然ですが、マザーボードなどのパーツが収まる必要があります。
ミドルタワーだったら大体大丈夫ですが、「ATX対応」など確認が必要です。
3.BTOの中でもTSUKUMOがおすすめ
TSUKUMOをおすすめする理由は、単純に私が実際に使っているからです。
5年ぐらい前に「eX computer」というシリーズのものを買って、パーツは増設したり交換したりしていますが、いまでも使っています。
当時からBTOは有名なところが何社かありましたが、特にネットの評判がよかったのでTSUKUMOにしました。
結果、後悔はなく、満足しています。
一度、メモリの不良がありましたが、保証期間内で、無料で取り替えてもらえました。
ハードの不具合はいままでで、その一度だけでした。その際に、なぜか私が自分で増設していたSSDの配線まできれいにまとめられていましたw
TSUKUMO公式サイトには「BTO」のページがあり、イラストやゲームなどそれぞれの用途を想定したパソコンがあらかじめ用意されています。
さらに、そこからカスタマイズすることができ、メモリを増設したり、グラボのグレードを上げたりできます。
用意されているパソコンの比較や、パーツをすこしカスタマイズする際にも、この記事の内容は役に立つと思うので参考にしてみてください。