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コスパ重視で新しいPCを組んでみた【ミドルスペック】

新しいPCを組んでみた

いい加減BTOで何年も前に買ったPCも古くなってきた。
というか、Windows11に対応してないので、Windows10のサポートが終了する今年、使えなくなる。困る。

ということで、新しいPCを組むことに。
すでに1ヶ月くらいは使って、ちゃんと動いているので、構成を丸ごと紹介します。
ハイスペというよりはミドルスペックくらいのパソコンを組む人には参考になるかもしれません。

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新PCの構成

CPU:Intel Core i3-12100F

CPUはインテル12世代のi3にしました。
i3は廉価でそこそこの性能というイメージでしたが、いまはかなり進化していて、4コア8スレッドで最大周波数は4.30 GHzになっていました。
その前は4世代のi5を使っていて、4コア4スレッド、最大周波数3.40 GHzなので、単純なスペックではi3に買い換えでも進化しました。

12世代i3はもう昔のイメージとは違いますね。
重たいゲームや3Dとか、動画編集をバリバリやっているとかでなければ、これで十分だと思います。かなりコスパのいいCPU。

M/B:ASUS TUF GAMING B660M-PLUS D4

マザーボードはASUSが評判いいですよね。
実際ドライバを入れるのがすごく楽。

同社のものでもこれより安いモデルはありましたが、バックパネルが一体型のにしたくて、これにしました。
一手間はぶけるし、見た目もかっこいいんじゃないでしょうか。

メモリ:CORSAIR CMK16GX4M2E3200C16 [DDR4, 3200MHz 16GB]

メモリは16GBにしました。
いまだと8GBは最低でもほしいかなと思います。16GBだと不足する場面がさらに少なくなります。
現状、自分の使い方(主にペイントソフトやブラウザ、たまにゲーム)では問題ありません。

信頼できるメーカーで、レビューで不具合が多いとかでなければ、メモリは正直そこまでこだわりありません。

電源ユニット:Corsair RM650 -2019- 650W 80PLUS GOLD PS861 CP-9020194-JP

前のBTOパソコンは長く使っていましたが、どうやら電源がへたってしまったので、今回は10年保証の壊れにくそうなものをチョイスしました。
このパーツはコスパ重視というよりは、安定重視です。

必要なプラグを個別に繋いでいく形式で、全部の線がいっしょくたんになっていた電源の時よりも気持ちすっきりしました。
ファンの音がすごくうるさいとかもなく、快適に使えています。

電源はレビューとかを見ていても、結構意見が分かれていることが多くて選ぶの難しかったですね。
環境や使い方等で故障や不具合の起き方が特に変わってくるパーツなのかもしれません。

ストレージ:Western Digital 500GB WD Blue SN570 M.2-2280 NVMe WDS500G3B0C-EC

M.2 SSDをせっかくなので導入してみました。
実はSSDはSata接続のものを2つ前のPCで使っていたので、それをそのまま流用する予定でした。
しかし、システム用として使っていたSSDがまさかの相性問題で使えなかったので、急遽買いました。

そのSSD(TOSHIBA CSSD-S6T256NHG6Q)は前のPCに組み直すとふつうに動いたので故障ではなく、また新PCに余っていたHDDを繋ぐと動作したので、本当に相性がただ悪かっただけというまれなケースだと思われます。

M.2 SSDはデータの読み書きがすごく早いらしいです。
らしい、というのは体感ではあまりわからないからです。
たぶん早いと思う、たぶん間違いなく。
大きいサイズのデータのやり取りや、ゲームのロードとかはもしかしたら差が出やすいかもしれない。

こちらは前のPCから流用しているSSDで、Cドライブとは分けて、画像やドキュメント、音楽等を入れて使っています。
Cドライブのシステムと、データを分けておくと、OSが立ち上がらなくなったりしても、データだけはなんとかなったりします。
外部接続のドライブや、クラウドでもバックアップしておいた方が確実ではありますが。

GPU:MSI GeForce GTX 1650

グラフィックボードはすこし前に買ったものを流用しています。
個人的にはGTX 1650でも不足を感じることなく満足です。

ちょっといまは高いですね。いやかなり。
高くなってからはあんまり見回ってないので、もしかしたらコスパ重視でも他にちょうどいいグラボがあるかもしれません。いまは時期が(

NVIDIA GeForce RTX3060 GDDR6 12GB (変更 2022年10月)

絵描きが画像生成AIを触ってみた【Stable Diffusion】
こちらの記事で扱っていますが、AI画像生成が出てきたので急遽グラボは新しくしました。

ケース:Antec DP301M BLACK

このケースはふつうに気に入ってます。
まず裏配線がしやすいです。質感もいい感じです。

唯一不満だったのは、電源のスペースがやや窮屈だったことです。
隣にドライブベイがあって、電源コードがかなり干渉します。
しかしこれは、ドライブベイのネジ穴が実は複数あって、端に寄せると解決しました。
なので特に不満もなしですね。

あと光ります。
意味ないだろ、と最初は思っていて、まあ実際意味はありませんでした。
でも、PCを自分で組む人って結局好きでやっているので、LEDでピカピカするくらいの主張があってもいいのかな、と感じてきました。

自作PCのケースはわりと見た目の好みが大きいとわかってきました。
デザインが気に入って、基本的な性能を備えていれば、そのケースはありだと思います。

PCを組んでみてよかったところ

パソコン自体はメーカー製のものやBTO PCの中を開けて、パーツを交換したり、掃除をしたりはしていたのですが、パーツを1から自分で選んでPCを組むというのは今回がはじめてでした。

それでいいなと思ったのは、全部のパーツを自分の好きに選べるという点です。
今回選んだパーツは全部、信頼におけるメーカーで、レビューとかも見て良さげなやつのみで構成しました。

ちょっと相性問題で流用できなかったSSDは一つありましたが、現状しっかり動作してくれていて、満足しています。
電源を入れて初めてちゃんと動いたときは、達成感といってもいい感動がありました。

PCを組んでみて難しく感じたところ

逆に難しいなと感じたのは、まずパーツ選びですね。自分はまだパーツの換装とかはしたことがあったので、互換とかもある程度どこを見ればわかるとか、そういう感覚がありました。
が、知識がまったくなければ、わりと至難の業な気もします。

PCを組む実際の作業では、CPUのクーラーの取り付けが結構微妙で苦戦しました。
電源ボタンのピンの接続も細かくて難しかった。けどそれは、説明書をよく見れば大丈夫。
他のコードの類は対応するものにしか差さらないよう作られているので、思ったよりは難しくないです。

今回は不運にも相性問題が生じたので、その解決にはかなり時間がかかりました。
問題をひとつずつ切り分けながら、最初は考慮すらしていなかった可能性にたどりついたのです。
そういうイレギュラーなトラブルは、パソコン自体が好きでないと嫌になってしまうかもしれません。
これは自作PCの一番致命的といえるハードルかもしれません。
なにかのミスや不具合で対処しなければ、ちゃんと動かないということはままあるので。

まとめ

自作PCは一応コスパがいいとは言われていますが、実際の組み立てる労力やトラブルが起きた際の対処がほぼ自力になるので、機械をいじったりするのが好きだという人以外にはあんまりおすすめできないかもしれません。

そんな労力やトラブルを回避したいなら、既製品を買うのがいいでしょう。
BTOというサービスを利用すれば、スペックの構成も選べます。
自分の時間や労力まで含んで考えれば、BTOで買う方がコスパもいいかもしれません。

TUKUMOは前のPCで使っていたのでおすすめ。
一度調子が悪くなったこともありましたが、保証で直してもらえました。

TSUKUMO公式サイト

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